藤本能道 [1919-1992]
藤本能道は大正8年東京生まれ。東京美術学校を卒業後、加藤土師萌や富本憲吉らの指導を受けた。「草白釉」「雪白釉」「霜白釉」「梅白釉」など独自の釉薬の調合と、輪郭を描かずに濃淡で表現する「釉描加彩」で陶芸の絵付けにおいて革新的な技術を生み出した。本作は轆轤で立ち上げ口作りは四角く枡形に仕上げた変形の盃です。満開に咲いた椿が器いっぱいに広がり華やかな作品です。