十三代酒井田柿右衛門 [1906-1982]
13代酒井田柿右衛門は江戸時代より続く名門酒井田家の13代。1953年に初代柿右衛門生誕400年を記念して父・12代柿右衛門とともに濁手素地の復元に成功する。1971年には代表を務めた柿右衛門製陶技術保存会が重要無形文化財「濁手」の総合指定を受けた。本作は大胆な構図で鮮やかな菊を描いた大作の濁手壺です。江戸時代より菊や牡丹など描かれることも多く、伝統的な図案が今なお残っているが、器形を活かした伸びやかな枝葉の中に、鮮やかな菊花が配置され華やかさを演出している。風格のある逸品です。