吉田美統 [1932-]
吉田美統は昭和七年に石川県小松市の陶家・錦山窯に生また。赤絵金襴手を得意としていたが、加藤土師萌の遺作展において釉裏金彩を目の当たりにし、以後研鑽を重ね釉裏金彩の世界を大きく花開かせ第一人者となった。重要無形文化財「釉裏金彩」保持者。萌黄色の美しいグラデーションを下地に、繊細に切り取られた金箔が浮かび上がる。厚みに差のある金箔を用いること濃淡をつけ文様に立体感が生まれている。荘厳な雰囲気を持つ大ぶりな花瓶です。箱書より平成21年神戸での展覧会出品作。